(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
しばらくして、練習が終わった。

もう夏だから日も長くなったもんで、練習時間もきっと今が一番長いであろう。

部員たちが後片付けをしに部室に行ったので、私も部室に入り今日の反省をノートに書いていた。

「お疲れ様でしたー!」

「お疲れー。」

それぞれ、声をかけて帰り始める。

マネは最後まで残らなくてはいけない。

それは例え夏でまだまだ明るくても怖いのだよ。

深くため息をついて手をまた動かし始めた。



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