(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
震える手で頬を抑えて、上を見上げると、凄い形相で私を睨みつけるお父さんの姿があった。


何で、こんな所にいるんだ。

入部届などは自分でサインした、何か気づかれるようなこと…

「おと…う…さん…。なんで…?」

「黙れっ!
帰るのが遅いから、担任に聞いてみたら…。
サッカー部だと⁉︎ふざけるなっ!
遊んでる暇があれば勉強しろ!」


遅かったっけ?

なんて素直な疑問はもうどうでもいい。



「…今なんて言った?」





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