(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
帰り道。
いつまでも、俯いてる私を海斗はずっと手を引いていてくれた。
しばらくして家に着いた。
「あ…りがと。」
素っ気ないよね。
でも、これが私の精一杯なんだもん。
「辞めんなよ。」
「辞めないし。」
「ばーか。」
そう言って海斗は私の頭をポンポンと撫でた。
「…馬鹿。」
何とか言い返したら、海斗は夏の太陽みたいな笑顔を見せて、手をひらひらさせ、帰って行った。
「…何なのよぉ…この気持ち…。」
胸がうるさいくらいドキドキ鳴ってる。
これは緊張じゃない。
何なのよ。
これは。
いつまでも、俯いてる私を海斗はずっと手を引いていてくれた。
しばらくして家に着いた。
「あ…りがと。」
素っ気ないよね。
でも、これが私の精一杯なんだもん。
「辞めんなよ。」
「辞めないし。」
「ばーか。」
そう言って海斗は私の頭をポンポンと撫でた。
「…馬鹿。」
何とか言い返したら、海斗は夏の太陽みたいな笑顔を見せて、手をひらひらさせ、帰って行った。
「…何なのよぉ…この気持ち…。」
胸がうるさいくらいドキドキ鳴ってる。
これは緊張じゃない。
何なのよ。
これは。