(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
気づいた想い。
次の日の朝、私は1人でとぼとぼと学校に向かっていた。


ちなみに、昨日、家に帰ったらお父さんが低い声で言った。

「やるなら本気でやりなさい。」

それが、部活に向けられたものと知ったのはしばらくしてからだったけど、ただただ嬉しかった。
あのお父さんが、認めてくれたんだって。

だけど、あのドキドキはいつになってもおさまらなかった。
夜は海斗の顔がどうしても浮かんできて。

ねれなかった…。

私、風邪でも引いてんのかな。


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