(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜
よしっ!

平静…平静…平静。

頬を叩いて、赤く火照った顔を引き締めた。

静かに教室に後ろから入って、クラスのお調子者男子に話しかけられたが、軽くかわして、隣から感じる視線を無視して、机の上に乗っていた数学のプリントを開いた。





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