永久に続く青い空ー新撰組 時を超えた少女の想いー
「あの子

すごいですね。

でもあんな強い子

京に居ました?

一くんでさえ

気づかないなんて…」

一「総司、あいつは
まだ

京にきたばかりなのだろう。」

この時の玻琉華は、

どこに行っていいかも

分からず

その場をぐるぐる回っていた。

総「長州の者かも知れませんね
屯所に連行しましょう!」

【玻琉華side】

私は

どこにいけば……

さっきからぐるぐる同じ
場所を回っているような………
ふと、玻琉華の動きが止まった。

玻「私の後ろに立つな!」
玻琉華の後ろに、

長身で細身の体つきの

男、二人が立っていた。
総「私達の気配に気づくとは。
やはり、長州の者ですか?」

長州?
長州って、桂小五郎とか
吉田稔麿とかいた藩だな
玻「私は江戸からきました」

一「江戸か。

長州の可能性はある。

屯所に連れていく。」


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