転入生は超最強魔法使い⁉︎
とりあえず、行ってみなきゃ分からないわよね。
さっき理事長室行ったんだから理事長ったら教えてくれればいいのに!!
「なぁ、噂ではどっかの部隊のやつが来るらしいぞ。」
「まじかよっ!!俺は2人来るってのしか知らなかったなー」
2人ですって!?
まさか…
いや、それは無いわよね、
私を追う者なら理事長から聞かされるはず。
「ふ、2人!?もし本当ならどっちも女の子だといいなぁ〜」
結吏愛…普通はイケメンだとか言うもんじゃないのかしら…
私は誰が来ても興味ないわ、所詮人間。
例えそれが人間界で何処かの部隊に入っている人でも結局は人間なのだから。
皆が体育館に集まり、理事長が挨拶をする。
「_______今日、またこの学園の生徒が2人も増え、とても嬉しく思います。2人とも1年生ですので困っていれば教えてあげてくださいね。それでは、舞台へお願いします」
最初に出てきた女の子が舞台へ見えた瞬間、皆は息をのんだ。
だって…それは…
ぜんっぜん!知らない人!
見たこともない!!
皆が息をのむ理由なんて知るはずないじゃないの。