転入生は超最強魔法使い⁉︎




大丈夫かしら…カナト…

























じゃなくてくるみって人。





カナトが勝つのは確定なわけで…




「カナト…本気で戦わないわよね?」


「えっ?もちろん、人間相手に本気で戦うなんてバカのすることだよ。安心して、ミユに向かってあんなこと言ったんだからちゃんと落とし前つけてくる!!」



あ…はい。としか言えない…

本当に心配なんだけど…
そうだ!杖渡さなきゃ!


「はい、カナト。これ木の枝を杖っぽくしたんだけど、私達が魔族ってバレないためのだから持って戦って」

と、小声で言って渡した

するとオッケーといって闘技場へ入っていった



観客席の方へ残っていた人達はなんだろうとまた他の人達を呼び、短時間でまた生徒が闘技場へ集まった



「「「「「くるみ様〜!!頑張ってくださーい!!!可愛い!!!」」」」」


「「「お、俺のくるみちゃん!!!」」」



「どう?私の人気っぷり。貴方と私の違い、思い知らせてあげる」


うわー…なんか嫌だなぁ…
でもさっきからニコニコ観客の方見てるカナトもそろそろ…



「「「「カナトくんー!こっち向いて!!!…キャーーー!!可愛いー!!!!」」」」

「「「「カナトくん!頑張ってー!!!」」」」


「「「「かわいーーーい!!!!私より可愛いなんて〜」」」」



「あははっ!!僕の方が人気あるかもね!
君さぁ、僕を前にして、よくそんなことが言えるね。さぁて君は、僕より可愛いのかな?女の子より可愛い僕が君の目の前にいるってのに…君、生きてる価値あるの?」



ありません!!!ないないない!!!

ってなります…
確かにカナトは女の子顔負けの可愛さだもんね〜…



「フン!そんなこと言っていられるのも今のうちよ!さっさと始めるわ」



「審判さーん!よろしくぅ〜」





「______は、始め!!」









ミユside END
< 114 / 170 >

この作品をシェア

pagetop