転入生は超最強魔法使い⁉︎
5時になる少し手前、尚のように楽しみにし、早めに眠った2人が目を覚ました
パチっ‼︎
「はっ、!!!あ、朝だ!おっしゃ5時前じゃねーか!俺が1番確定だなぁ〜はっはっはっ!!」
ぱちっ…ぱちぱち…
「ふぁ〜〜っ‼︎あっ!!!5時前だっ!きっと私が1番ね!キッチンで朝ご飯を作って皆をびっくりさせちゃおっと!!」
自分が1番だと思い込み、嬉しがりながらも皆を起こさないよう静かにドアを開けた2人。
だが開けた瞬間びっくり!
「えっ!!!なんで?!」
「こっちが聞きてーよっ!俺が1番だと思って…出てきたら…」
「尚と一緒だなんて!!」
「結吏愛と一緒だと!??」
2番目に起きた2人は尚と結吏愛、だが2人は晄が最初に起きていることをまだ知らない。
「尚、、、!!!何あれっ!!???」
「ん?………はぁ!?!?」
2人が見て驚ろいたものは、そう、それは先ほど晄が大浴場へ行く前何かを思い付き、この部屋に残して行ったものを見てしまったからだった
"1番に起き、大浴場も1番乗り。そいつの名前は鈴木晄!!"
と、大きな紙に書かれ、昨日の夜置いたばかりの真新しいテレビに貼り付けられていた
ようやく自分たちが2番目に起きたのだということと、大浴場に先に入られてしまったとを知ってしまった2人は、しばらく無言でぽかんと口を開けていた
「晄…もしかして大浴場に入るのを超楽しみにしてたのかな?」
「あ、あぁ。そうだと思う…」
「「・・・。」」