転入生は超最強魔法使い⁉︎





「なぁ、カナトとミユってどっちが強いんだ?」


「っ何言ってるの?ミユに決まって「いいえ、それはわからないわ!だって私達はいつも戦闘練習だけで、2人で対戦した事なんて無いもの」


ちょっと!遮らないでよ…

ミユと戦うなんて無理だよ無理無理無理無理無理!!!
手加減しか出来ないし…


「だったらどっちが強いのか見てみたい!」


晄、余計な事を…



「そうね、いい機会だと思うわ」


うわあああーー!!!
ど、どど、どうしよう!!
無理だって!ミユとなんて無理無理!!




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そのまま学校へ登校し…



「理事長!今日の午後からミユとカナト君どっちが強いか見たいので闘技場開けてほしいです!お願いします!!」


断って!断って!断って!断って!
お願いお願いお願い……


「いいですよ」


「そんなぁー!!!僕達午後の授業受けないんですよ?そんなのダメじゃん!!」


こう言えばなんとか…


「乗り気では無いんですね、それなら尚更見たくなります。どちらが強いかで1年のNo.1も変わるでしょうから。」


「…はい。」


僕がそう答えると喜ぶ結吏愛たち…
まぁ、僕が負ければいいの話。
そう考えていると僕の考えを見透かしたような声が聞こえた


「カナト、まさかだけどわざと負けようなんて考えてないわよね?」


「…まっ、まさかぁ〜!そんなわけないよ!ちゃーんとやるよ!!」


バクバクバク、と心臓が震える

あっぶなーい!!
心読まれてるのかと思った…


だけどそう言われると適当には戦えないね。



まぁいいよ、秘策があるんだもん






それもとっておきの



カナトside END
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