転入生は超最強魔法使い⁉︎
迷惑そうに消えたサタンだったが数秒するとちゃんとアップルパイをもって現れた
「ありがと〜」
そういいながら美味しそうに食べていった
そこを誰かが気配を消して見ていることなんて、ミユもサタンもとっくに気づいていた
『右斜め後ろ約10m先に男1人女2人』
「…今私が言おうとしたのに!」
『フッ、』
2人の間でこのような会話が交わされていたなどその3人は知らない。
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ミユとサタンがいる場所の右斜め後ろ約10m先の木の上である3人が話していた
「なに…あの子。1年よねぇ?」
「なぜあんな力を持っているの?あの使い魔をサタンと呼んでいる…まさか、そんなわけないでしょうね…」
「カワイイね、あの子。何してんのかな?体術の練習?それにしてはすごいイラついてる感じだったけど。まあ、あーんなに強いんだったら超俺好みだなぁ〜」
「「そ、そんな!!」」
「え〜っ、だって本当のことだろう?今の見たじゃん、あの子とその使い魔はすごいコンビネーションなんだろうね。どっちとも有能〜!あの子と戦ってみたら楽しそうだね〜」
男がそう言うと2人の女は悔しそうにしながらミユを見つめていた
「あの子…魔力多すぎ、午後闘技場を使うのはあの子だね。もう1人は誰なんだ?転入生とは聞いていたけど…」
男はブツブツと呟いていると下の方から声をかけられた
「私に何か用ですか?」
「わっ!」
「「きゃあっ!!」」
「あっ、すいません。脅かすつもりは無かったんですけど」
「なんでー?なんで気付いたのー?」
男が大袈裟にミユへ尋ねる
「それは…」