転入生は超最強魔法使い⁉︎



まぁ、確かに1年で生徒会に"勧誘"されるのは珍しいのかもしれないけれど…


どうして私なの?


カナトもお願いしたいわ。
カナトも学年で1位…のはずだからきっと…


「私から、話してみるわ」


「えっ!本当に!??やったぁ〜!」


と、一応カナトは静かになったわけだし…

明日時人…先輩のところへいくの忘れないようにしなければ。





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「えーーーー、無理」



あっさりと断られてしまった…




「お願い!どうしてもカナトも入りたいと言っているんです、学年1位なんだしいいですよね?」




すると時人…先輩は少し考えるような素振りを見せた後オッケー、と意味深な笑みを浮かべながら言った。。。





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「んじゃあカナトくんのおーしーごーとーはー、書記の監視、よろしくー」




「書記の…監視?そんな仕事あるの?」



カナトを連れてもう一度生徒会室へ来ると、時人……先輩が言った





監視って、正直必要無い気が…




「いらないかなぁ?じゃ、いいよ?別に。あーあー、ミユがせっかくカナトを生徒会に入れてほしいってお願いしてきたから無理矢理仕事作ったのにー、いらないんならそれはそれで仕方ないな〜」


「そっ、そんなこと!!ない!ミユと同じ生徒会に入るんだったらなんでもやる!」



「へぇ〜、なんでも?」


「あ、当たり前でしょ!君さぁ、ミユを生徒会に入れてどうしたいのかは知らないけど、ミユに手を出そうなんて考えてたら僕が許さないよ!?」


「ふふっ、1番手を出したいと思ってるのはカナトくんじゃないのかなぁ?」



「はぁ〜!??意味わかんない!放課後また来るから!その時に仕事教えて!行こ!ミユ!」



……えっ?



それで、つまり…カナトは生徒会に入れたってこと?




ミユside END
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