転入生は超最強魔法使い⁉︎

意外な味方

結吏愛side




ベッドへ移動して横になる。





どうしよう…結構痛いよ、
最初よりはまだいいほうかな。



最初は本当にすっごく痛かった!
指が千切れてしまうんじゃないかって思うくらい
もしかしたら今はその痛みに慣れてしまったのかも知れないね



いつになったら治るんだろう、指輪も全然外れてくれないし…




「大丈夫か?」



「晄…ありがとう、そこまで心配するほどじゃないから大丈夫だよ…うぅっ、」

そういって笑って見せようとしたが時折来るキリキリとした痛みに表情を歪めてしまう


心配させたくないのに…



「少しの間休んでおけ…」


そういって晄は杖の先を私の額に当てると何か魔法を唱えた




なん…だか、眠、く…なってきた




あ、、強制睡眠だ…




晄の心配そうな顔を最後に、私は眠りの中へ落ちていった





結吏愛side END
< 149 / 170 >

この作品をシェア

pagetop