転入生は超最強魔法使い⁉︎




「私は…何者でしょうね?貴方なら見当はもうついていそうですが。」



見当って…そんなの1つしか思い当たることはない。



余裕の表情を浮かべて魔法を使うのなんてこの学校ではミユと、、、











理事長しかいないんだからな。






「と、とりあえず他の機能を探しましょう」



「えぇ、そうですね」


クスッと笑いながら理事長は言った






------------------------




「これは結構…、脳と目に負担がかかるんですね…」



「そのようですね。ですが、最初よりも格段に向上しています」




そ、そうなのか…?




でもこれは…頭に相当ダメージがくるな


同時にめまいが来てフラッとよろけると、理事長が支えてくれた



「今日はもう休みなさい」


「…はい。今日はありがとうございました」



俺がそう言って立ち上がろうとすると理事長は瞬間移動で俺を寮まで送ってくれた







「ふぅ、頭いてー」


ソファへ座り、横になる




「どうしたの?」


この声は結吏愛か


「いや、今日少し体調が悪いんだ…」


「そうなんだ、お水持ってくるから待ってて」




頷く代わりに目を閉じて待った





「晄、晄…」



「…ん、あぁ、ありがとう」



結吏愛は俺を起き上がらせないためにストローを刺して持ってきてくれた


体制をずらして水を少し飲み、また横になる




「ここで寝るなら布団持ってくるね…おやすみ」





天使…かよ






< 156 / 170 >

この作品をシェア

pagetop