転入生は超最強魔法使い⁉︎





「あーー、つかれたー。」


と言って教室へ入ると…


「ミユー!大丈夫だった??怪我は無い⁇」


と結吏愛がかけ寄ってきた


「大丈夫よ、それよりみんなの記憶を戻しましょう」


_____回帰…過去の夢よ甦れ



教室中へ魔法を唱えると寝ていた人たち、ぼーっとしていた人達が一瞬ビクッとして我に返った



「あれ…俺…魔法をかけられて…なんだ???」

「教室へ戻ってきてる…いつの間に…」



「ミユ!記憶が変だ!お前らは大丈夫なのか!?」

と、尚がミユと結吏愛の所へ走ってきた


「うるさいわね…さっきの状態にしておこうかしら…」

「ミ、ミユ!それはやめといた方がいいよっ!せっかくみんな戻ったんだしさっ?」


「なんだよもー、2人して…無視かよー、なぁ?晄?」

「ミユ…お前がこの魔法を…??」

晄はミユが魔法を解いたことに気づいているようだった


「ふふっそうよ、よく分かったわね」


「えぇーっ⁉︎俺ら魔法にかけられてたのかー⁉︎そんでミユが解いた?じゃあ結吏愛は何なんだよ?」

尚が驚きながら聞き返してきた


「私が行く前にシールドしてあげたのよ、でもあんなレベルの人なら適当なシールドで良かったわね」


「「「………ーーーっ」」」

3人は息を呑んだ


さっきの試験の先生らは人間界でもエリートな魔法使いのうちの人たちと知っていたからだ




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