転入生は超最強魔法使い⁉︎
『呼んだか?ミユよ』
「「「えええええええええ!?!?!?さ…!!サタン!!!!???」」」
3人はそう叫んだ
『うるさいな…奴ら粉々にしても良いか?』
「ふふっ、ダメよ。あら!ちゃんと出てきてくれたのねっ!やっと容姿を見ることが出来たわ!」
サタンはほぼ人間のような姿だった。
少し目にかかるくらいの前髪、腰まで伸びたストレートの後ろ髪、切れ長で瞳が真っ黒な目、高くスッと伸びた鼻、体型は細く、2mほどの身長で、誰が見ても美しい容姿をしていた
だがものすごいオーラを放っていて、その偉大さを表していた
「貴方男よね?」
『あぁ、そうだがどこかおかしいところがあるのか?』
「いいえ、美しかったから。とても」
『そうか。私が女性で無いことくらい声を聞けば分かるであろう?なぁ、そこの人間共よ』
いきなり顔を向けられた結吏愛、尚、晄はドギマギしながらも
「え、えぇ。そうね!」
「おっ、おう!」
「そうですね」
と答えた
サタンの声は頭の中に響くような低く心地よい声だ
「あっ、サタン〜、今度貴方の服を買いに行きましょう?」
ミユは思いついたように言った
『は?何を言っておるのだ、私はこの黒のローブで十分だ』
「違うわよ〜もっといい服があるわ!明日行きましょう!決まりね!3人とも!明日は私学園を休むわ!理事長にも言っておいて!サタンの事もね」
「「「わ、わかった…」」」
ミユに勝手に決められたがOKするしかなかった