転入生は超最強魔法使い⁉︎
中に入ると2人はここの店で1番人気らしいコーヒーを注文して席に座った
「ふぅ〜っ、いっぱい買ったわ〜、後でジャケットとシャツとパンツ着てね!」
『ミユ…こんなに買ったがお金はどうしているんだ?』
と、サタンはミユがためらいもなく自分の服を買ってくれているのに疑問を感じ、質問をしてみた
「ふふふっ、それはね〜、理事長のカードを使ってるの!」
ミユはカードを取り出して見せた
『大丈夫なのか⁇?たくさん使っていたが…』
「大丈夫よ〜、理事長にお金に困らないようにって、何に使ってもいいって言われたから」
『そ、そうか…』
と理事長とやらに申し訳ないな、と思いながらコーヒーを飲み終えた
「あっ!靴を買うの忘れていたわ!次は靴ね」
と言って席を立ちサタンを連れて精算を済ませ、店から出た
「うーん…どこで買おうかしら…」
『ミユ、朝私に魔法で服を作り出したようにすれば買う必要は無いのではないか?』
とサタンが訊くと
「あれは私の着なくなった服とかで作ったの。素材が無きゃ出来ないもの、それに私は服を作るのは苦手で…」
あはは〜と笑いながらミユは答えた
『あの店はどうだ?私が今履いているようなブーツなどがたくさんある』
「そうね、種類が豊富だし見てみましょうか」
と言って入って行った
「このスニーカー良い!履いてみて!」
「このブーツかっこいい!履いてみて!」
「靴下も買わなきゃよね~、これと、これとこれと……」
と、最近流行りのライン入りの靴下や新作の靴をサタンに履かせ、良かったものは購入した。