転入生は超最強魔法使い⁉︎
「結吏愛…使い魔を出して。」
「わ、分かった…____天空から舞い降りれ、翼を持った選ばれし者」
と結吏愛が叫ぶとそこへは…
『はい、主』
真っ白な毛に綺麗な翼を持ったペガサスが現れた___
「ペガサス…それもただのペガサスじゃない…神話の中でミューズが乗っていたといわれるペガサスと同じだわ…」
『ペガサスよ、お前の名は何だ』
「えっ?ペガサスはペガサスよ、どうして?」
結吏愛が首を傾げて訊いた
『私の名はソティラス。』
「ソティラスって言ったら…ギリシャ語で救世主って意味よね?」
結吏愛はなんで言わなかったのよ〜と言っていたがソティラスは続けて
『その通りです、私が最初の主、つまりミューズを助けたあの日与えられた名です』
と、ソティラスは遠くを見て目を細めながら言った
「そう…だったのね、それじゃあソティラス、これからもよろしく!」
と言い結吏愛は頭を下げた
『えぇ、私こそよろしくお願い致します。』
「綺麗な声ね〜。あっ、そうだ!貴方の名前も教えなさいよ、サタン!」
『普通使い魔でも召喚獣でも主に名を教えるものでは…まぁいい、私の名はサターンだ。意味的には好んでいないが…』
とサタンは言った
「悪魔とか魔王っていう意味なのね〜、って…全然変わってない……そのままサタンと呼ぶわ。」
「ねぇ、ソティラス〜サタンみたいに姿を変えることってできるの?」
『えぇ、出来ます』
とソティラスは言い、人型へ姿を変えた
「うわぁ〜とっても綺麗ね!」
ソティラスの髪はたてがみの色と同じで真っ白で真っ直ぐで結吏愛の想像では長いと思っていた髪は短く、前髪パッツンで後ろ髪は肩の長さに切り揃えられていた
輪郭は細く、目もキリッとしていて、何処かの秘書を思わせた
『お前も私のように服を主と買いに行ったらどうだ?人間界は昔より遥かに進化しているぞ』
『御心遣いありがとうございます。主が望むのなら。』