転入生は超最強魔法使い⁉︎




寮へ帰ってくると、結吏愛とソティラスが既に帰って来ていてリビングでお菓子を食べながらくつろいでいるところだった


「あっ!おかえり〜‼︎遅かったねー」

ガチャン、とドアを閉める音に結吏愛が気づき、振り向いて言った

「えぇ、ただいま。結吏愛とソティラス聞いて!今日の特訓で______をして___そしたらサタンが_____で、こうなってああなってそれで美容室行って帰ってきたの」

と、今日のことを話した

『サタン、大丈夫だったとはいえ、いきなり自分の得意分野のそれも苦しみの風を特訓に使うなどということはおやめ下さい。貴方の主が怪我でもしてしまっては特訓の意味がなくなってしまいます』


「うんうん、ソティラスはちゃーんと分かってるものね。まぁでもそれくらいハードでなくては私の魔法のスキルアップにはならないのかもしれないわね」


『大丈夫だ、ソティラス。ミユはロウ人形の完成版、つまり結吏愛と尚と晄の姿のものを出したしたにもかかわらず躊躇なく攻撃をして跡形も無く溶かしたからな。』


「はぁ、そんな話はいいわ。とにかく明日からの特訓の事を考えましょう。」



「んっとね〜、じゃあ前半は魔法の特訓で後半は格闘術の特訓!とかはどう??」

と結吏愛がサタンに尋ねた


『いや、前半と後半に分けてしまうと前半にやった特訓が無駄になってしまう。交互にやらなければならないのだ、ひとつ魔法を覚えたら次はひとつ格闘術を覚える、の繰り返しにしよう。』


「そっか〜、分かった!あのね、ソティラスも一緒に特訓をしたいんだけどいいかな⁇」

「私はいいと思うわ。」

サタンは?とミユに訊かれ、少し間を開けてからサタンは人型であることを条件に了承した。


『ありがとうございます。私は人型で格闘術の能力を高めたいと思っていますが…』


『お前…その魔力と能力でまだ足りんというのか…』


結吏愛はサタンがそう、ボソっと呟くのを聞いてソティラスの事を関心し、特訓でその力を見ようと思った



「それじゃあ、明日から楽しくハードにっ!特訓頑張りましょう‼︎」


と、ミユたちの特訓が本格的に始まった


ミユ・サタン・結吏愛+ソティラスside END
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