転入生は超最強魔法使い⁉︎




「___シールド…そこまでです。これから特訓をするのですから喧嘩されては困ります」


『「は、はぁい」』


『主…ムキになったらすぐ魔力が溢れ出す。気をつけてくださいな』

レイが呆れながら言った


「それでは今日は主と使い魔同士の信頼感を上げます。お互い信頼していたとしても、戦闘で活かせなければ意味が無いですからね。」


「「『『はい!!(はぁい)(オッス!)』』」」



使い魔も入り、改めて本格的に特訓が始まって行った





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「清水君、何故貴方は上級の魔法もまだ完璧に出来ていないのに最上級の魔法を練習しているのですか?」


「早く強くなりたいからに決まってんじゃん…!上級完璧にしてたら神級まで行けねえよ。」


「はぁ…では覚えたての最上級の魔法を私に攻撃して下さい」


「えっ、はい___サンダーボルト〜…アクション!」

尚が叫ぶと杖の先に電流の塊が現れ、それを理事長の方に向けるとだんだん形を大きくしながら飛んで行った


「_____リーフウォール」

理事長は飛んできた電流の塊をいとも簡単に"下級"の魔法で受け止めた


「下級、、、だと⁇?嘘だろ。」


「1番下の魔法であっても、極めていけば、相手にもよりますが最上級にも劣らない程の魔法になるのです。どんどん上へ行こうと急げば、足元が見えなくなりこれまでの努力が無駄となってしまいます。強くなりたいのであれば基本を完璧にしなさい。次覚える魔法もきっと簡単に習得できますよ。」



「そ、そっか…ありがとうございます、理事長!下級からちゃんと完璧にしていくッス‼︎」



《ミユと結吏愛は今頃2人で何してるんだろ。まさか俺らが特訓してるなんて夢にも思わないだろうな。見てろよ、この休みでとっとと強くなってやるぞ‼︎》





尚・晄+レイ+チル(+理事長)side END
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