君と私。
「まあ。2人とも座りなさい。」

「「はい。」」

私たちはおとうさんの向かいにすわった。
「あのー。それでどーして岩城君が…」
「まあ七海、話を先に聞きなさい」
なによ。なによ。

「わかりました」

「今回この結婚をどうして申し出たかというと、うちの会社が今、少し苦しいのです。だから同盟を組んでもらいたいのです。」
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