引き立て役よさようなら(番外編追加)
優花の後ろから明らかに優花に話しかける声が聞こえ
優花は振り向いた。
そこにいたのはなんと・・・・桜沢だった。
「桜沢さん・・・・」
一番会いたくない人に、しかもこんな重いマイバッグを持っている時に会うなんて・・・優花は溜息をついた。
「へ~~ちゃんと名前憶えていてくれてたんだ。
もしかして脈ありだったりして?」
「脈なしです」
優花は即答した。
桜沢は優花のマイバッグの中身をちらっと見るとニヤリと笑う。
「もしかして・・・これから彼氏の家で料理なんか作ったりするのかな?
それとも君の家に彼氏が来るのかな?」
この桜沢という男は唯一、達央をflybyの大野達央と指摘した人物だ。
だから下手な事は言えない。
サブローと言ってあの時は逃げたが、頭のいい桜沢がそれを信じるとは
思っていない。
下手な事は言わない。
優花はマイバッグを強く握り直した。
「桜沢さんには関係ないです。・・・っていうかそういう
桜沢さんが何でこんなとこにいるんですか?」
「俺?俺は今から仕事。夜勤なんで、ちょっと夜食を買いに来たの。
コンビニも飽きたしね」
そう言って自分の持っている小ぶりの布バッグを見せた。
優花は振り向いた。
そこにいたのはなんと・・・・桜沢だった。
「桜沢さん・・・・」
一番会いたくない人に、しかもこんな重いマイバッグを持っている時に会うなんて・・・優花は溜息をついた。
「へ~~ちゃんと名前憶えていてくれてたんだ。
もしかして脈ありだったりして?」
「脈なしです」
優花は即答した。
桜沢は優花のマイバッグの中身をちらっと見るとニヤリと笑う。
「もしかして・・・これから彼氏の家で料理なんか作ったりするのかな?
それとも君の家に彼氏が来るのかな?」
この桜沢という男は唯一、達央をflybyの大野達央と指摘した人物だ。
だから下手な事は言えない。
サブローと言ってあの時は逃げたが、頭のいい桜沢がそれを信じるとは
思っていない。
下手な事は言わない。
優花はマイバッグを強く握り直した。
「桜沢さんには関係ないです。・・・っていうかそういう
桜沢さんが何でこんなとこにいるんですか?」
「俺?俺は今から仕事。夜勤なんで、ちょっと夜食を買いに来たの。
コンビニも飽きたしね」
そう言って自分の持っている小ぶりの布バッグを見せた。