引き立て役よさようなら(番外編追加)
だがそんな仲の良いflybyでも1度だけ解散するのではというような
出来事があった。
それはインディーズで人気が出た頃だった。
ある小さなレコード会社のプロデューサーがプロデビューしないかと
話を持ちかけてきた。
業界の事を何も知らない4人はプロデビューという言葉だけで
有頂天になり、このプロデューサーの事を信じきった。
だが実際、プロデビューはそう甘いものじゃなかった。
自分たちらしい音楽をやりたいと思うバンドと売れるものを作れという
レコード会社との意見の食い違い。
いくら経ってもデビューする気配もない。
しまいにはビジュアル的にどうとか言って
メンバーを変えてデビューしようと言いだす
会社に対し、ずっと我慢していた達央の怒りがこの時マックスになった。
ただ自分たちの好きな音楽を、大切な仲間と作りあげたかった。
それなのにレコード会社はそのすべてを奪おうとしたからだ。
そして達央はそのプロデューサーを思いっきり殴った。
達央の怒った顔を見た事がなかったメンバーの驚きもさることながら
自分の中の怒りのコントロールが出来なかった達央本人もかなり動揺して
落ち着くまで結構な時間がかかった。
その結果は言うまでもなく全て白紙。
後で聞いた話だが
あのレコード会社のやり方の酷さは知る人ぞ知るといったところで
flybyの様に白紙になったバンドは結構いたらしい。
出来事があった。
それはインディーズで人気が出た頃だった。
ある小さなレコード会社のプロデューサーがプロデビューしないかと
話を持ちかけてきた。
業界の事を何も知らない4人はプロデビューという言葉だけで
有頂天になり、このプロデューサーの事を信じきった。
だが実際、プロデビューはそう甘いものじゃなかった。
自分たちらしい音楽をやりたいと思うバンドと売れるものを作れという
レコード会社との意見の食い違い。
いくら経ってもデビューする気配もない。
しまいにはビジュアル的にどうとか言って
メンバーを変えてデビューしようと言いだす
会社に対し、ずっと我慢していた達央の怒りがこの時マックスになった。
ただ自分たちの好きな音楽を、大切な仲間と作りあげたかった。
それなのにレコード会社はそのすべてを奪おうとしたからだ。
そして達央はそのプロデューサーを思いっきり殴った。
達央の怒った顔を見た事がなかったメンバーの驚きもさることながら
自分の中の怒りのコントロールが出来なかった達央本人もかなり動揺して
落ち着くまで結構な時間がかかった。
その結果は言うまでもなく全て白紙。
後で聞いた話だが
あのレコード会社のやり方の酷さは知る人ぞ知るといったところで
flybyの様に白紙になったバンドは結構いたらしい。