引き立て役よさようなら(番外編追加)
俺の彼女は引き立て役の女の子
結局、勢いで付き合うことになった優花たちは、お互いの連絡先を交換し
その日は別々のタクシーで帰った。
翌日、出勤するや否や美由紀に捕まった。
「ねぇ!昨日どうしちゃったの?急用ってメールが届いたけど、連絡しても
電源きっちゃってるし・・・」
美由紀の問いかけはどちらかと言えば心配よりも急用の内容が気になるみたいだ。
今まで合コンに参加しても途中で帰る事のなかった優花が、トイレに行ったっきり
そのまま姿を消すなんて事はなかったからだ。
でも優花は昨夜の事を美由紀に言うつもりなどなかった。
美由紀の事は決して嫌いじゃないんだが、
本音を話せるような友達ではない。
本当の親友なら優花を引き立て役にさせたりしないだろうし・・・
だから優花は美由紀とはある程度距離を取った付き合いをしている。
姪っ子が熱だしたから病院に行ってる間、
甥っ子の世話を姉から頼まれて帰ったと適当にごまかした。
「そうだったんだー大丈夫?姪っ子ちゃん」
「うん。もう熱はもう下がったみたいよ」
適当に返事をしたものの、かわいい姪っ子を病気にさせてしまって
ちょっとだけ胸がちくっとした。
その日は別々のタクシーで帰った。
翌日、出勤するや否や美由紀に捕まった。
「ねぇ!昨日どうしちゃったの?急用ってメールが届いたけど、連絡しても
電源きっちゃってるし・・・」
美由紀の問いかけはどちらかと言えば心配よりも急用の内容が気になるみたいだ。
今まで合コンに参加しても途中で帰る事のなかった優花が、トイレに行ったっきり
そのまま姿を消すなんて事はなかったからだ。
でも優花は昨夜の事を美由紀に言うつもりなどなかった。
美由紀の事は決して嫌いじゃないんだが、
本音を話せるような友達ではない。
本当の親友なら優花を引き立て役にさせたりしないだろうし・・・
だから優花は美由紀とはある程度距離を取った付き合いをしている。
姪っ子が熱だしたから病院に行ってる間、
甥っ子の世話を姉から頼まれて帰ったと適当にごまかした。
「そうだったんだー大丈夫?姪っ子ちゃん」
「うん。もう熱はもう下がったみたいよ」
適当に返事をしたものの、かわいい姪っ子を病気にさせてしまって
ちょっとだけ胸がちくっとした。