引き立て役よさようなら(番外編追加)
始まって間もなく料理が次から次へと運ばれた。
合コンのプロと言っていいくらいの美由紀は
事前に注文をしていたようだった。
「大丈夫でした?」
優花が小声で達央にいうと、達央は口元を上げ頷いた。
「それこそ優花は?」
桜沢との事があったから達央も心配だった。
「大丈夫です・・・」
本当は達央が来るまで最初は2人きりで
この場から立ち去りたい気持ちだったが
ここで言うのはやめた。
達央は優花の手をそっと握ると
大丈夫だからと目で合図した。
そんな2人のやり取りをみていた美由紀が「うらやましい~~」と
大きな声を上げた。
優花は美由紀の声にびっくりして顔を上げた。
美由紀の顔は既にほんのりと赤くなっている。
「だってみんな飲まないんだもん。
せっかく桜沢さんと飲めると思ったのにざんね~ん。」
そういいながら徐々に桜沢との距離を詰めようとしてる所は
さすがとしか言いようがない。
だが、相手は桜沢だ。
きっと美由紀をうまくかわしてしまうのだろうと
達央は思った。
それにここに参加しただけで桜沢が優花を諦めるはずなどないと
言う事もわかっている。
だが、優花の心配事を少しでも軽くしてあげたい。
あとは・・・相手の出方次第・・・・
合コンのプロと言っていいくらいの美由紀は
事前に注文をしていたようだった。
「大丈夫でした?」
優花が小声で達央にいうと、達央は口元を上げ頷いた。
「それこそ優花は?」
桜沢との事があったから達央も心配だった。
「大丈夫です・・・」
本当は達央が来るまで最初は2人きりで
この場から立ち去りたい気持ちだったが
ここで言うのはやめた。
達央は優花の手をそっと握ると
大丈夫だからと目で合図した。
そんな2人のやり取りをみていた美由紀が「うらやましい~~」と
大きな声を上げた。
優花は美由紀の声にびっくりして顔を上げた。
美由紀の顔は既にほんのりと赤くなっている。
「だってみんな飲まないんだもん。
せっかく桜沢さんと飲めると思ったのにざんね~ん。」
そういいながら徐々に桜沢との距離を詰めようとしてる所は
さすがとしか言いようがない。
だが、相手は桜沢だ。
きっと美由紀をうまくかわしてしまうのだろうと
達央は思った。
それにここに参加しただけで桜沢が優花を諦めるはずなどないと
言う事もわかっている。
だが、優花の心配事を少しでも軽くしてあげたい。
あとは・・・相手の出方次第・・・・