引き立て役よさようなら(番外編追加)
横並びでの会話はあるものの向かい合う者同士での会話はほぼなかった。
美由紀のアプローチは次第にエスカレートしていた。
そんな中
「サブローさんって・・・よく誰かに似ているって言われません?」
まさかの質問に優花が驚いた様子で桜沢を見た。
桜沢は表情を崩さず薄笑いを浮かべている様にも思えた。
だが達央も表情一つ変えなかった。
というか、前髪が長すぎてわからないんだけど・・・
「ありますよ。あのなんて言ったかな・・・俺ゲームしかやらないんで
よくわからないんですが、flyby?あれの何とかいう人に似てるって
言われた事ありますね。」
だが質問はそれだけで終わる訳がなく。
「でも・・・指にたこができてますよね。それってギターか何かで
出来たんじゃないんですか?」
桜沢の質問に生きた心地がしないのは優花の方だった。
だがそんな質問にも
「え?ギターやったことないです。っていうか・・・これ
職業病って言えば聞こえはいいですが単なるゲームのやりすぎです」
そう言って桜沢に指を見せている。
何なの?この会話は・・・
どちらも顔が笑ってないのがめっちゃ怖くて
次はどんな質問が来るの?と冷や冷やしていたが
そんな空気を吹き飛ばすかのように
「桜沢さん・・優花の彼氏さんとばっかりお話しないで私とも
お話してください。大体、今日は桜沢さんのために私気合い入れてきたんですよ」
これも想定内なのか?それとも本当に酔いが回って出た言葉かわからなかったが
美由紀に助けられた気分だった。
美由紀のアプローチは次第にエスカレートしていた。
そんな中
「サブローさんって・・・よく誰かに似ているって言われません?」
まさかの質問に優花が驚いた様子で桜沢を見た。
桜沢は表情を崩さず薄笑いを浮かべている様にも思えた。
だが達央も表情一つ変えなかった。
というか、前髪が長すぎてわからないんだけど・・・
「ありますよ。あのなんて言ったかな・・・俺ゲームしかやらないんで
よくわからないんですが、flyby?あれの何とかいう人に似てるって
言われた事ありますね。」
だが質問はそれだけで終わる訳がなく。
「でも・・・指にたこができてますよね。それってギターか何かで
出来たんじゃないんですか?」
桜沢の質問に生きた心地がしないのは優花の方だった。
だがそんな質問にも
「え?ギターやったことないです。っていうか・・・これ
職業病って言えば聞こえはいいですが単なるゲームのやりすぎです」
そう言って桜沢に指を見せている。
何なの?この会話は・・・
どちらも顔が笑ってないのがめっちゃ怖くて
次はどんな質問が来るの?と冷や冷やしていたが
そんな空気を吹き飛ばすかのように
「桜沢さん・・優花の彼氏さんとばっかりお話しないで私とも
お話してください。大体、今日は桜沢さんのために私気合い入れてきたんですよ」
これも想定内なのか?それとも本当に酔いが回って出た言葉かわからなかったが
美由紀に助けられた気分だった。