引き立て役よさようなら(番外編追加)
一時休戦?
「帰られちゃ困るんだけどね・・・」
達央とこっそり抜け出そうと思っていたのだが
桜沢に呼びとめられてしまった。
「桜沢さん・・・」
なんでここにいるのと言いたげな優花に対して
「あんたには関係ないだろ?優花は俺の彼女だ。」
達央の中ではこれも想定内という感じで
表情を崩す様子はなかった。
だが桜沢も引く気は全くない様で
「関係ない・・か。・・・それはどうかな?」
含みのある言い方に優花は先日のキスを思い出した。
しかもこの事は、達央が来る前にちゃんと話をしたはずなのに
話をぶり返すように言う桜沢に怒りさえ感じた。
「どうせ・・・送ったお礼にキスしたって事がいいたいんでしょ?
でもそれは、あんたが勝手にした事。今さら言ったところで何になるのか
全くわかんねーよ。それに残念だけど、優花は俺以外、受け付けられない
身体になってんだよ。
あんたがどれだけいろんな手を使ったところで気持ちも身体も傾く
事はない。だからこれ以上優花に近づいても無駄だよ。外科医さん」
声を荒げる訳ではなく淡々と言っているのだが、目は完全に怒りに満ち溢れていた。
だが桜沢は、達央の言葉だけで、はいわかりました。なんて言う訳がない。
達央とこっそり抜け出そうと思っていたのだが
桜沢に呼びとめられてしまった。
「桜沢さん・・・」
なんでここにいるのと言いたげな優花に対して
「あんたには関係ないだろ?優花は俺の彼女だ。」
達央の中ではこれも想定内という感じで
表情を崩す様子はなかった。
だが桜沢も引く気は全くない様で
「関係ない・・か。・・・それはどうかな?」
含みのある言い方に優花は先日のキスを思い出した。
しかもこの事は、達央が来る前にちゃんと話をしたはずなのに
話をぶり返すように言う桜沢に怒りさえ感じた。
「どうせ・・・送ったお礼にキスしたって事がいいたいんでしょ?
でもそれは、あんたが勝手にした事。今さら言ったところで何になるのか
全くわかんねーよ。それに残念だけど、優花は俺以外、受け付けられない
身体になってんだよ。
あんたがどれだけいろんな手を使ったところで気持ちも身体も傾く
事はない。だからこれ以上優花に近づいても無駄だよ。外科医さん」
声を荒げる訳ではなく淡々と言っているのだが、目は完全に怒りに満ち溢れていた。
だが桜沢は、達央の言葉だけで、はいわかりました。なんて言う訳がない。