引き立て役よさようなら(番外編追加)
美由紀は優花よりも先に着替えを済ませてロッカーに鍵をかけて
更衣室を出ようとしたが、その足を止めた。
そして何かを思い出したかのように優花に近づき
「そ!そうだ、これを優花に話したかったんだ」と言うと
少し声のトーンを下げた。
「実はさ・・・昨日の居酒屋にあの『flyby』のメンバーがいたんだって!」
「flybyってあのロックバンド?」
「そうなの!あのバンドってテレビとかにほとんどでないから私は
詳しくないんだけど、昨日メンバーの内の3人を見たって
一緒にいた子たちが騒いでたのよ。」
「へ~~そうなんだ。歌は何度か聞いたことあるけど・・・・」
バンド名は知っているし、代表曲も1~2曲は知ってるがその程度だ。
優花の趣味は読書と絵を描く事だからあんまり芸能人とかに興味がない。
「なんでファンでもないのにそんなに興奮してんの?」
美由紀がflybyのファンじゃないのに興奮しているのが不思議だった。
だが美由紀の思いは別の所にあったようで
「ファンじゃないけど、もしかしたら・・・・何かのきっかけで
お知り合いになるじゃない。そしたらさー芸能人と合コンとかもあり得るじゃない?
そう思ったらもったいないことしたな~って思っちゃったの。」
「あ・・・そう言うことね」
美由紀らしい考えに優花は納得してしまった。
「でもね・・・3人だけだったのよ・・・そのファンの子が『達に会いたかったのに』
って嘆いてたのよね。私ファンじゃないからよくわかんないんだけど」
優花は達と言う名前にんん?と反応したものの
彼氏になったあの男と似たような名前なんだ。
くらいにしか思わなかった。
更衣室を出ようとしたが、その足を止めた。
そして何かを思い出したかのように優花に近づき
「そ!そうだ、これを優花に話したかったんだ」と言うと
少し声のトーンを下げた。
「実はさ・・・昨日の居酒屋にあの『flyby』のメンバーがいたんだって!」
「flybyってあのロックバンド?」
「そうなの!あのバンドってテレビとかにほとんどでないから私は
詳しくないんだけど、昨日メンバーの内の3人を見たって
一緒にいた子たちが騒いでたのよ。」
「へ~~そうなんだ。歌は何度か聞いたことあるけど・・・・」
バンド名は知っているし、代表曲も1~2曲は知ってるがその程度だ。
優花の趣味は読書と絵を描く事だからあんまり芸能人とかに興味がない。
「なんでファンでもないのにそんなに興奮してんの?」
美由紀がflybyのファンじゃないのに興奮しているのが不思議だった。
だが美由紀の思いは別の所にあったようで
「ファンじゃないけど、もしかしたら・・・・何かのきっかけで
お知り合いになるじゃない。そしたらさー芸能人と合コンとかもあり得るじゃない?
そう思ったらもったいないことしたな~って思っちゃったの。」
「あ・・・そう言うことね」
美由紀らしい考えに優花は納得してしまった。
「でもね・・・3人だけだったのよ・・・そのファンの子が『達に会いたかったのに』
って嘆いてたのよね。私ファンじゃないからよくわかんないんだけど」
優花は達と言う名前にんん?と反応したものの
彼氏になったあの男と似たような名前なんだ。
くらいにしか思わなかった。