引き立て役よさようなら(番外編追加)
『只今より開場いたします。』
開場のアナウンスが入ると急に周りがざわめいた。
もちろん優花の隣で並んでいる果絵もハイテンションだった。
「あ~~!久しぶりでドキドキしてきたー!」
その興奮ぶりはみてるだけでよくわかる。
キャップにTシャツ、リストバンドにタオル。
ここまでの徹底ぶりに脱帽してしまう。
自分たちの場所がステージから少し遠いため開場しても
なかなか進む気配がない。
それでも今日は果絵と一緒に見れるから
長い待ち時間も気にならなかった。
気になると言えば・・・・やはり達央の事だろう。
結局、今日まで一度も連絡をせずに千秋楽を迎えた。
ツアー前に行った旅行の時に言われた言葉を思い出した。
『この旅行が終わるとまたしばらく忙しくなるんだ。
新曲のリリースもあるし、全国ツアーもね。
でもさ・・・それが終わったら少し休みを取るつもりなんだ
それでさ、その休みの間・・・一緒に暮さないか?』
だけど・・・・仲直りをしていない以上、あの約束はきっと
無効だろうと半分諦めていた。
開場のアナウンスが入ると急に周りがざわめいた。
もちろん優花の隣で並んでいる果絵もハイテンションだった。
「あ~~!久しぶりでドキドキしてきたー!」
その興奮ぶりはみてるだけでよくわかる。
キャップにTシャツ、リストバンドにタオル。
ここまでの徹底ぶりに脱帽してしまう。
自分たちの場所がステージから少し遠いため開場しても
なかなか進む気配がない。
それでも今日は果絵と一緒に見れるから
長い待ち時間も気にならなかった。
気になると言えば・・・・やはり達央の事だろう。
結局、今日まで一度も連絡をせずに千秋楽を迎えた。
ツアー前に行った旅行の時に言われた言葉を思い出した。
『この旅行が終わるとまたしばらく忙しくなるんだ。
新曲のリリースもあるし、全国ツアーもね。
でもさ・・・それが終わったら少し休みを取るつもりなんだ
それでさ、その休みの間・・・一緒に暮さないか?』
だけど・・・・仲直りをしていない以上、あの約束はきっと
無効だろうと半分諦めていた。