引き立て役よさようなら(番外編追加)
「じゃあ・・・久しぶりですがきいてください。envelope(エンベロープ)」
それはflybyのデビュー曲だった。
果絵はデビュー当時からのファンでタイトルを聞いた途端
「やばい!この曲あんまり歌ってくれなかったんだよね」
私に聞こえるように教えてくれた。
「なんで?」
「デビュー曲が大ヒットしちゃったのよ。
自分たちの意志とは関係なしにこの曲だけが独り歩きしちゃってね。
何のために歌ってるのかわからなくなってそれ以来あんまり好きじゃないって
雑誌のインタビューかなんかに載っていたんだよね・・・。だから
凄く珍しいんだよね・・・・」
それからもライブは大盛り上がりで2時間はあっという間に過ぎて言った。
遠くてもちゃんと伝わったよ。
そう伝えたい気持ちだった。
一旦ステージのライトが消えた。
だが会場は暗いままだが
まだある…アンコールが・・・
あちらこちらで手を叩く音が聞こえてきた。
それが徐々に大きくなり気がつけば会場にいる観客が
一つになって手を叩いてる。
もちろん優花も果絵も一緒に叩いていた。
そのうちステージが明るくなりそれに合わせるように歓声があがる。
メンバーがステージに戻ってきたのだ。
4人は手を挙げて声援に答える。
そして各自楽器を用意すると
アンコールの1曲目「カケラ」のイントロが流れた。
この曲はアニメの主題歌となりヒットした。
カケラを歌い終えると
達央達の前にイスが用意された。
京介と達央はアコースティックギター・・尚也はウッドベースだ。
会場がざわつく。
準備を整えた達央が顔を上げる。
「次の歌は今日初披露になります」
会場からおおおーー!っという歓声があがる。
「出来上がったのは3日前で形になたのは昨日です。本来なら完璧じゃないものを
みんなに聞いてもらうべきではないと思うんだろうけど、どうしても聞いてほしい人が
いるんです。」
達央の顔が優花たちのいる方向を向いていた。
「優花!」
果絵もそれに気付き動揺を隠せないでいた。
それはflybyのデビュー曲だった。
果絵はデビュー当時からのファンでタイトルを聞いた途端
「やばい!この曲あんまり歌ってくれなかったんだよね」
私に聞こえるように教えてくれた。
「なんで?」
「デビュー曲が大ヒットしちゃったのよ。
自分たちの意志とは関係なしにこの曲だけが独り歩きしちゃってね。
何のために歌ってるのかわからなくなってそれ以来あんまり好きじゃないって
雑誌のインタビューかなんかに載っていたんだよね・・・。だから
凄く珍しいんだよね・・・・」
それからもライブは大盛り上がりで2時間はあっという間に過ぎて言った。
遠くてもちゃんと伝わったよ。
そう伝えたい気持ちだった。
一旦ステージのライトが消えた。
だが会場は暗いままだが
まだある…アンコールが・・・
あちらこちらで手を叩く音が聞こえてきた。
それが徐々に大きくなり気がつけば会場にいる観客が
一つになって手を叩いてる。
もちろん優花も果絵も一緒に叩いていた。
そのうちステージが明るくなりそれに合わせるように歓声があがる。
メンバーがステージに戻ってきたのだ。
4人は手を挙げて声援に答える。
そして各自楽器を用意すると
アンコールの1曲目「カケラ」のイントロが流れた。
この曲はアニメの主題歌となりヒットした。
カケラを歌い終えると
達央達の前にイスが用意された。
京介と達央はアコースティックギター・・尚也はウッドベースだ。
会場がざわつく。
準備を整えた達央が顔を上げる。
「次の歌は今日初披露になります」
会場からおおおーー!っという歓声があがる。
「出来上がったのは3日前で形になたのは昨日です。本来なら完璧じゃないものを
みんなに聞いてもらうべきではないと思うんだろうけど、どうしても聞いてほしい人が
いるんです。」
達央の顔が優花たちのいる方向を向いていた。
「優花!」
果絵もそれに気付き動揺を隠せないでいた。