引き立て役よさようなら(番外編追加)
真夜中の電話
達央への短い返事を送って、優花はお風呂に入るためスマホをテーブルの上に置き立ち上がった。
すると突然着信音が鳴った。
こんな夜中に一体誰?
そう思いスマホを見ると、相手はさっき返事を送った達央からだった。
一瞬、出ようか出まいか悩んだが鳴りやむ気配がない。
優花は一度深呼吸をすると電話にでた。
「もしもし・・・・」
「夜遅くごめん。メール送ったらすぐに返事がきたから、
起きているかと思って・・・・」
付き合い始めにこんな事言われたら普通はきっとうれしいのだろう。
だけど、少し前に優花は電話の相手・・達央が一般人ではなく芸能人だと
いう事を知ってしまったから素直になれないでいた。
「・・・お仕事遅くまでやってたんですね。」
わざと何も知らないかのように言ってみた。
「そうだね。ちょっと納得できない事があったから時間かかって・・」
「仕事って・・・自由業って言ってたけど何やってるんですか?」
もしここで嘘を言ったらそのまま電話を切ってしまおうと思った。
どうせ、適当にごまかして本当の事など言わないのだろうと思ったからだ。
「あ?言ってなかったっけ?こう見えて歌を歌ってまーす。
一応プロでCDも4枚出してる。」
すると突然着信音が鳴った。
こんな夜中に一体誰?
そう思いスマホを見ると、相手はさっき返事を送った達央からだった。
一瞬、出ようか出まいか悩んだが鳴りやむ気配がない。
優花は一度深呼吸をすると電話にでた。
「もしもし・・・・」
「夜遅くごめん。メール送ったらすぐに返事がきたから、
起きているかと思って・・・・」
付き合い始めにこんな事言われたら普通はきっとうれしいのだろう。
だけど、少し前に優花は電話の相手・・達央が一般人ではなく芸能人だと
いう事を知ってしまったから素直になれないでいた。
「・・・お仕事遅くまでやってたんですね。」
わざと何も知らないかのように言ってみた。
「そうだね。ちょっと納得できない事があったから時間かかって・・」
「仕事って・・・自由業って言ってたけど何やってるんですか?」
もしここで嘘を言ったらそのまま電話を切ってしまおうと思った。
どうせ、適当にごまかして本当の事など言わないのだろうと思ったからだ。
「あ?言ってなかったっけ?こう見えて歌を歌ってまーす。
一応プロでCDも4枚出してる。」