引き立て役よさようなら(番外編追加)
「もうちょっと我儘言ってもいいんだけどな・・・」
「達央さんに会いたい!って言ってほしいんだろ?」
「え?!」
びっくりして振り向けばニヤニヤした顔の尚也が缶コーヒーを2つ
持ちながら達央の横に立ち缶コーヒーを差し出した。
「・・・お前が思っているほど優花ちゃんは聞き分けいいとは思わないよ。
お前が無駄に有名だからある程度の我慢をしてるの。我儘だって
言いたいに決まってるよ。だけどさお前が自分だけの達央じゃないこと
彼女は身をもってわかってるからさ・・・その辺わかってやれよ。」
「俺の方が我儘なんだな・・・」
「そういう事・・・ま~彼女を悲しませないようにな。
とりあえず、いつものメール・・してやったら?
きっと待ってるよ」
メールや電話を必ずしている事を誰にも話していないのにと
驚く達央の肩を叩きながら尚也はニヤニヤ顔をさらににやつかせた。
「気付いてないのは本人だけ・・ってこと・・じゃあ先戻ってるわ」
後ろ姿の尚也に向って軽く舌打ちをしながらも
『今日からレコーディング開始。優花は何してる?』
と途中まで打ってから、少し考えてその言葉を消した
「たまにはいいよな・・・」
ぼそっと呟きながら・・・
別の言葉を送って達央はスタジオに戻った
『優花・・・本当はめちゃくちゃ会いたい。大好きだよ』
「達央さんに会いたい!って言ってほしいんだろ?」
「え?!」
びっくりして振り向けばニヤニヤした顔の尚也が缶コーヒーを2つ
持ちながら達央の横に立ち缶コーヒーを差し出した。
「・・・お前が思っているほど優花ちゃんは聞き分けいいとは思わないよ。
お前が無駄に有名だからある程度の我慢をしてるの。我儘だって
言いたいに決まってるよ。だけどさお前が自分だけの達央じゃないこと
彼女は身をもってわかってるからさ・・・その辺わかってやれよ。」
「俺の方が我儘なんだな・・・」
「そういう事・・・ま~彼女を悲しませないようにな。
とりあえず、いつものメール・・してやったら?
きっと待ってるよ」
メールや電話を必ずしている事を誰にも話していないのにと
驚く達央の肩を叩きながら尚也はニヤニヤ顔をさらににやつかせた。
「気付いてないのは本人だけ・・ってこと・・じゃあ先戻ってるわ」
後ろ姿の尚也に向って軽く舌打ちをしながらも
『今日からレコーディング開始。優花は何してる?』
と途中まで打ってから、少し考えてその言葉を消した
「たまにはいいよな・・・」
ぼそっと呟きながら・・・
別の言葉を送って達央はスタジオに戻った
『優花・・・本当はめちゃくちゃ会いたい。大好きだよ』