引き立て役よさようなら(番外編追加)
2000人は入る大きなライブハウスには会場まで何時間もあるのにも
関わらずflybyのファンが集まっていた。
優花たちを乗せたバンはその前を横切るように会場奥の関係者専用の
駐車場へと入る。
ファンたちは車が関係者用の駐車場に入る度に敏感に反応する。
それは優花たちの車が通った時も同じで外からの黄色い声に
ドキッとしてしまった。
「大丈夫だよ。向こうからは見えないし・・・」
優花を安心させる様に川久保は優花に声をかけた。
「・・・ごめんね・・こういうの本当に慣れなくって・・・」
申し訳なさそうに話す優花に川久保は
「桐谷はそのままでいいよ。こういうのに慣れる桐谷とか想像できなし・・
・・・ってかもうすぐ桐谷じゃなくなるんだよな」
「え?」
驚く優花に川久保はふーっと溜息をこぼす。
「え?じゃないよ。俺、flybyと同じ事務所だし、それにあのPVの事もよこっち
から聞いてた。PVも見たけどさ~桐谷だってすぐわかったよ」
え?!そうなの?
何も知らないと言う事はある意味幸せなだよなと川久保は心底思った。
関わらずflybyのファンが集まっていた。
優花たちを乗せたバンはその前を横切るように会場奥の関係者専用の
駐車場へと入る。
ファンたちは車が関係者用の駐車場に入る度に敏感に反応する。
それは優花たちの車が通った時も同じで外からの黄色い声に
ドキッとしてしまった。
「大丈夫だよ。向こうからは見えないし・・・」
優花を安心させる様に川久保は優花に声をかけた。
「・・・ごめんね・・こういうの本当に慣れなくって・・・」
申し訳なさそうに話す優花に川久保は
「桐谷はそのままでいいよ。こういうのに慣れる桐谷とか想像できなし・・
・・・ってかもうすぐ桐谷じゃなくなるんだよな」
「え?」
驚く優花に川久保はふーっと溜息をこぼす。
「え?じゃないよ。俺、flybyと同じ事務所だし、それにあのPVの事もよこっち
から聞いてた。PVも見たけどさ~桐谷だってすぐわかったよ」
え?!そうなの?
何も知らないと言う事はある意味幸せなだよなと川久保は心底思った。