引き立て役よさようなら(番外編追加)
出発点
浩太の挑発に達央はギターのネックをほんの少しだけ上に引き上げ
肩から外そうと思ったのだが、優花がこっちに来なくていい・・・
大丈夫だからそのまま続けてと必死に首と手を左右に振って
訴えているのをみてネックを持つ手を緩めた。
「ごめん!もう一回」
達央はスタッフに声をかけると再びマイクを握り視線をステージに向けた。
「なーんだつまんねーなー」
浩太が頭に手を当てながら言葉を吐き捨てたが、その頭を横田が
持ってたファイルでパコーンと叩いた。
「いって~~な~よこっち」
口をへの字に曲げ翔太は横田を軽く睨みつけた。
「ばか!お前、先輩にあんな態度取るなんて10年早いんだよ!」
浩太は腑に落ちない様子でわかりましたよ~といいながら
尚也たちに挨拶してくるとその場から逃げた。
「横田さん・・ごめんなさい。大事なリハーサル中に邪魔する様な
事になって・・・会場までまだ時間ありますし私それまでどこかで
時間潰してます。その方がみんな集中出来ると思うので・・・」
達央の姿をちらりと見つめると横田に頭を下げたが
「全然邪魔じゃないよ。むしろここにいてくれないと困るかも・・・」
横田はスタッフと打ち合わせをしている達央に目を向けると
ふっと笑い、優花に視線を戻した。
肩から外そうと思ったのだが、優花がこっちに来なくていい・・・
大丈夫だからそのまま続けてと必死に首と手を左右に振って
訴えているのをみてネックを持つ手を緩めた。
「ごめん!もう一回」
達央はスタッフに声をかけると再びマイクを握り視線をステージに向けた。
「なーんだつまんねーなー」
浩太が頭に手を当てながら言葉を吐き捨てたが、その頭を横田が
持ってたファイルでパコーンと叩いた。
「いって~~な~よこっち」
口をへの字に曲げ翔太は横田を軽く睨みつけた。
「ばか!お前、先輩にあんな態度取るなんて10年早いんだよ!」
浩太は腑に落ちない様子でわかりましたよ~といいながら
尚也たちに挨拶してくるとその場から逃げた。
「横田さん・・ごめんなさい。大事なリハーサル中に邪魔する様な
事になって・・・会場までまだ時間ありますし私それまでどこかで
時間潰してます。その方がみんな集中出来ると思うので・・・」
達央の姿をちらりと見つめると横田に頭を下げたが
「全然邪魔じゃないよ。むしろここにいてくれないと困るかも・・・」
横田はスタッフと打ち合わせをしている達央に目を向けると
ふっと笑い、優花に視線を戻した。