引き立て役よさようなら(番外編追加)
「優花・・・」
振り向くと達央が後ろに立っていた。
「達央さん・・・もういいの?打ち合わせとか・・・」
達央は笑顔で頷いた。
「はいこれ・・・」
差し出されたものは達央が着ているTシャツと同じものだった。
「え?これ・・・」
「パーカーの中は長袖のTシャツだろ?パーカー脱いでその上からこれ着てよ。」
達央は後ろに回って優花のパーカーを脱がすと持っていたTシャツを着せた。
「・・・・似合うじゃん」
優花はTシャツをまじまじと見てうれしそうに達央を見つめた。
「ちゃんとステージの袖で見てるから」
「うん」
「一緒に歌うから」
「うん」
「だから・・・・思いっきり歌って!」
「うん・・歌うよ・・・優花のためにね・・・」
自然と重ねられた手に力が入る。
「達!優花ちゃん!3分前だからあれやるよ」
尚也の掛け声に二人はステージ袖へと向かった。
既にメンバーとスタッフが揃っていた。
達央は優花の手を繋ぎながらその中心へと進むと円陣を組んだ。
「そんじゃあ・・・みんないいか?・・・今日も思いっきり行くよ!
fly・・・by」
『GO!』
みんなのGOの掛け声と共にそれぞれが持ち場に着く。
メンバーは自分のギターやベースを持ち大きく深呼吸をした
明るかった客席の照明が落されると客席のどよめきが聞こえ始める。
そしてステージの照明がつくと同時にそれは大歓声へと・・・
尚也、京介、翔がステージへと進む。
達央は優花を見つめると
「いってくるよ」言葉を残し
みんなの待つ光の中へと進んで行った。
そして4人が揃うとflybyのステージが大歓声と共に始まった。
振り向くと達央が後ろに立っていた。
「達央さん・・・もういいの?打ち合わせとか・・・」
達央は笑顔で頷いた。
「はいこれ・・・」
差し出されたものは達央が着ているTシャツと同じものだった。
「え?これ・・・」
「パーカーの中は長袖のTシャツだろ?パーカー脱いでその上からこれ着てよ。」
達央は後ろに回って優花のパーカーを脱がすと持っていたTシャツを着せた。
「・・・・似合うじゃん」
優花はTシャツをまじまじと見てうれしそうに達央を見つめた。
「ちゃんとステージの袖で見てるから」
「うん」
「一緒に歌うから」
「うん」
「だから・・・・思いっきり歌って!」
「うん・・歌うよ・・・優花のためにね・・・」
自然と重ねられた手に力が入る。
「達!優花ちゃん!3分前だからあれやるよ」
尚也の掛け声に二人はステージ袖へと向かった。
既にメンバーとスタッフが揃っていた。
達央は優花の手を繋ぎながらその中心へと進むと円陣を組んだ。
「そんじゃあ・・・みんないいか?・・・今日も思いっきり行くよ!
fly・・・by」
『GO!』
みんなのGOの掛け声と共にそれぞれが持ち場に着く。
メンバーは自分のギターやベースを持ち大きく深呼吸をした
明るかった客席の照明が落されると客席のどよめきが聞こえ始める。
そしてステージの照明がつくと同時にそれは大歓声へと・・・
尚也、京介、翔がステージへと進む。
達央は優花を見つめると
「いってくるよ」言葉を残し
みんなの待つ光の中へと進んで行った。
そして4人が揃うとflybyのステージが大歓声と共に始まった。