引き立て役よさようなら(番外編追加)
残すところあと1曲となったその時だった。
唯が優花の肩を叩いてステージを指さした。
達央がスタンドマイクに手をかけ何か話をしようとしていた。
客席からは達央の名前を呼ぶ声があちらこちらで聞こえてきたが
尚也たちがジェスチャーでそれを静めさせた。
アコースティックギターに持ち替えた達央は少し照れながら話し始めた。
「今日、このアルバムのリリースとライブが出来た事凄くうれしく思ってます。
今回このアルバムを作るにあたっていろいろと考える事がありました。
今までの俺は自分がやりたいと思う事を自分中心に考えて曲を作ってきた。
俺の作った曲に共感してくれる人が聞いてくれればそれで満足だった。
だけどそういうのを覆す様な大きな出会いがあったんだ。」
客席がざわめきだした。
だが尚也が口に人差し指をあてその場を静めた。
「その人に出会ってその人のために歌を作りたいって思って出来たアルバムが
このcolorです。今から歌う曲はその人のために作った曲です。
聞いてください・・・・color」
達央の話が終わったと同時に演奏が始まった。
歌が始まる寸前に達央はステージ袖にいる優花を見て微笑んだ。
客席は驚くほど静かだった。
まさかここで達央がこんなことを言うとは思わなかったからだろう。
スローテンポで始まる歌は徐々にアップテンポなリズムへと変化した。
最初は達央の話に動揺していた客席も
曲が進むにつれて今までにないくらい盛り上がった。
その一部始終を唯と一緒に見ていた優花の目はもう既に
涙でぐしょぐしょだった。
間奏の間、メンバーは達央とステージ袖で泣いてる優花を交互に見ては
うれしそうに・・・楽しそうに笑っていた。
ステージの後ろのスクリーンにはcolorのPVが流れていた。
だがそこには思わぬサプライズが待っていた。
唯が優花の肩を叩いてステージを指さした。
達央がスタンドマイクに手をかけ何か話をしようとしていた。
客席からは達央の名前を呼ぶ声があちらこちらで聞こえてきたが
尚也たちがジェスチャーでそれを静めさせた。
アコースティックギターに持ち替えた達央は少し照れながら話し始めた。
「今日、このアルバムのリリースとライブが出来た事凄くうれしく思ってます。
今回このアルバムを作るにあたっていろいろと考える事がありました。
今までの俺は自分がやりたいと思う事を自分中心に考えて曲を作ってきた。
俺の作った曲に共感してくれる人が聞いてくれればそれで満足だった。
だけどそういうのを覆す様な大きな出会いがあったんだ。」
客席がざわめきだした。
だが尚也が口に人差し指をあてその場を静めた。
「その人に出会ってその人のために歌を作りたいって思って出来たアルバムが
このcolorです。今から歌う曲はその人のために作った曲です。
聞いてください・・・・color」
達央の話が終わったと同時に演奏が始まった。
歌が始まる寸前に達央はステージ袖にいる優花を見て微笑んだ。
客席は驚くほど静かだった。
まさかここで達央がこんなことを言うとは思わなかったからだろう。
スローテンポで始まる歌は徐々にアップテンポなリズムへと変化した。
最初は達央の話に動揺していた客席も
曲が進むにつれて今までにないくらい盛り上がった。
その一部始終を唯と一緒に見ていた優花の目はもう既に
涙でぐしょぐしょだった。
間奏の間、メンバーは達央とステージ袖で泣いてる優花を交互に見ては
うれしそうに・・・楽しそうに笑っていた。
ステージの後ろのスクリーンにはcolorのPVが流れていた。
だがそこには思わぬサプライズが待っていた。