先輩と私
第2章 夏休み
あの日から新先輩とは時間が合うと必ず一緒に帰った。
というか対外バイト時間が重なりほぼ毎日と言っていいほどに。
バイト中でもたまに新先輩にちょっかいを出されたりじゃれていると、一度紗枝先輩に誤解された。
「ねぇ!もしかして……付き合ってんの?」
『…はぁ!?』
更衣室でバイトが終わり着替えているといきなり言って来た。
『いやいやいやいや!違いますよ!』
あたしの返答にがっかりする紗枝さん。
「なーんだ。あいつにもとうとう彼女できたと思ったのに!」
『アハハ!残念でしたねー』
「でもでも!ちょっといい感じじゃない!?」
『えー?普通ですって!』
ありえないよ。
あたしはもう…自分から恋愛はしない。
「ふーん。つまんないのー」
バタンとロッカーを閉めて二人で厨房に行き挨拶をしてから外に出た。
というか対外バイト時間が重なりほぼ毎日と言っていいほどに。
バイト中でもたまに新先輩にちょっかいを出されたりじゃれていると、一度紗枝先輩に誤解された。
「ねぇ!もしかして……付き合ってんの?」
『…はぁ!?』
更衣室でバイトが終わり着替えているといきなり言って来た。
『いやいやいやいや!違いますよ!』
あたしの返答にがっかりする紗枝さん。
「なーんだ。あいつにもとうとう彼女できたと思ったのに!」
『アハハ!残念でしたねー』
「でもでも!ちょっといい感じじゃない!?」
『えー?普通ですって!』
ありえないよ。
あたしはもう…自分から恋愛はしない。
「ふーん。つまんないのー」
バタンとロッカーを閉めて二人で厨房に行き挨拶をしてから外に出た。