獣系男子×子羊ちゃん
駅のホームに着いても、
ついモモの姿を探してしまう。


でも、もうとっくに
自宅に戻っている時間だ。
こんな時間にここにいるはずがない。



そう思って
ふと、向かい側のホームを見て、


…動けなくなった。



反対側のホームにいたのは

男と一緒にいる

モモだった。




一樹ではない背の高い男。


なにを話しているのか、
嬉しそうに
男の顔をのぞきこんでいる。


知らない学校の制服を着たその男と
モモは親しげに
なにかのパンフレットをみている。





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