獣系男子×子羊ちゃん
すっかりお腹もいっぱいになって、
幸せな気持ちでお店をあとにしたけれど
結局全部、蒼介さんが払ってしまって
お礼にならなくなってしまった。
「蒼介さん…
私、二つも食べちゃったのに…
これはさすがに申し訳ないよ……
このお店も嫌がる蒼介さんを
私が無理矢理連れてきたのに…」
「別にいいよ。
楽しかったし、うまかったし。
またこの店、来ような。
なんか、お前におごられるとか、
ちょっと考えられないし。」
「な、なんで?!」
「お前がチビだからかな?」
「ひ、ひどい!」
「じゃあさ、これでいいよ」
そう言って、蒼介さんが
私の手をギュッとにぎった。
「え?」
「手つないで帰ろ、モモ。」
「ええっ?!」
「うわっ。モモ、顔、真っ赤!
おもしれぇ!」
「ひどい!からかった!」
「ククク。悪かったって。
モモ、いっつも期待通りの反応するから
すげぇ面白え。」
「蒼介さん…嫌い。」
「俺はモモのこと
めちゃくちゃ好きだけど?」
「もう騙されないもん。」
「なーんだ。つまんねぇ。
って、顔、真っ赤だけど?」
「違うもん!」
そう言ってスタスタ歩くと、
蒼介さんがゆっくりと追いかけてくる。
「ほら、機嫌なおせって。
な、モモちゃん。」
うぅ、ズルい。
蒼介さんにモモちゃんって呼ばれたら
許しちゃうよ…
幸せな気持ちでお店をあとにしたけれど
結局全部、蒼介さんが払ってしまって
お礼にならなくなってしまった。
「蒼介さん…
私、二つも食べちゃったのに…
これはさすがに申し訳ないよ……
このお店も嫌がる蒼介さんを
私が無理矢理連れてきたのに…」
「別にいいよ。
楽しかったし、うまかったし。
またこの店、来ような。
なんか、お前におごられるとか、
ちょっと考えられないし。」
「な、なんで?!」
「お前がチビだからかな?」
「ひ、ひどい!」
「じゃあさ、これでいいよ」
そう言って、蒼介さんが
私の手をギュッとにぎった。
「え?」
「手つないで帰ろ、モモ。」
「ええっ?!」
「うわっ。モモ、顔、真っ赤!
おもしれぇ!」
「ひどい!からかった!」
「ククク。悪かったって。
モモ、いっつも期待通りの反応するから
すげぇ面白え。」
「蒼介さん…嫌い。」
「俺はモモのこと
めちゃくちゃ好きだけど?」
「もう騙されないもん。」
「なーんだ。つまんねぇ。
って、顔、真っ赤だけど?」
「違うもん!」
そう言ってスタスタ歩くと、
蒼介さんがゆっくりと追いかけてくる。
「ほら、機嫌なおせって。
な、モモちゃん。」
うぅ、ズルい。
蒼介さんにモモちゃんって呼ばれたら
許しちゃうよ…