獣系男子×子羊ちゃん
大きな通り沿いの
全面ガラス張りのカフェに入る。
「こんなお店、初めて。」
キョロキョロと店内を見回す。
「お前は渋めの店が好みだからな」
くくくっと蒼 介さんが笑う。
「いじわる…。」
「いじわるじゃねーって。
俺あの店、すきだよ?また行こうぜ。」
「もういい…」
すると、蒼介さんは迷わずに
大通りからいちばん目につく
4人席に座った。
蒼介さんの意図がわからないまま、
ゆっくりと蒼介さんの向かいに座る。
「ちがう、モモ。今日は、ここ。」
蒼介さんが自分の隣の席を指さす。
「え?」
「そこじゃなくて、俺の隣にこい。」
蒼介さんはニコニコと笑っている。
「や、やだ。」
ブンブンと首を横に振る。
隣同士ですわるなんて、
どうして?
「今日は覚悟しろっつっただろ?」
そう言いながら、
蒼介さんは自分の席を立って
私の隣にストンと座り、
私のイスの背もたれに
当たり前のように手を掛けた。
全面ガラス張りのカフェに入る。
「こんなお店、初めて。」
キョロキョロと店内を見回す。
「お前は渋めの店が好みだからな」
くくくっと蒼 介さんが笑う。
「いじわる…。」
「いじわるじゃねーって。
俺あの店、すきだよ?また行こうぜ。」
「もういい…」
すると、蒼介さんは迷わずに
大通りからいちばん目につく
4人席に座った。
蒼介さんの意図がわからないまま、
ゆっくりと蒼介さんの向かいに座る。
「ちがう、モモ。今日は、ここ。」
蒼介さんが自分の隣の席を指さす。
「え?」
「そこじゃなくて、俺の隣にこい。」
蒼介さんはニコニコと笑っている。
「や、やだ。」
ブンブンと首を横に振る。
隣同士ですわるなんて、
どうして?
「今日は覚悟しろっつっただろ?」
そう言いながら、
蒼介さんは自分の席を立って
私の隣にストンと座り、
私のイスの背もたれに
当たり前のように手を掛けた。