コイスルオトメ。




あたしが優奈と出会ったのは今年の春。





入学式の日だ。







あたしは人見知りが激しくってなかなか友達が出来なかったんだよね…









そんなときに声を掛けてくれたのは優奈だった。







「長いだけでつまんないよねー。入学式」






突然後ろから聞こえた声に振り向く。





「あなたもそう思うでしょー?」






色白で小柄な女の子がため息をついていた。





「う、うん。……けど、今の先生に聞こえちゃったかも。」






あたしがおどおどと戸惑ってると、彼女は口を大きく開けて笑った。






「あはは!いーのいーの。ゆうな気にしないからさ!」





ケラケラと笑うその子を見てるとなんだかあたしを可笑しくなって…





「あはっ!」





二人でわらってしまった。





これがあたしたちの出会い。






そしたら、同じクラスということが分かっていつの間にか二人でいるようになってた。







優奈に誘われて同じバドミントン部にも入った。







けど、夏も近づいたある日。





事件があったのだ―。






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