とある悪魔の独白
後悔とキモチ
彼女が去りしばらくしてようやく言葉の意味を理解した…、彼女は私が呪いをかけたことに気づいていた、気づいていたのに責めもしなかった…。
恐らく今夜が彼女の最期なのだろう、今夜の赤い月は彼女の魂を迎えるために現れたのだ。
「あぁ私は…。」
なんと愚かな事をしたのだろう…。
呪いを解いたとしてももう間に合わないだろう、彼女はもう…。