黒猫は闇夜を生きる
SIDE奈菜



あぁ…蘭ちゃん可愛くていいなあ…声を出すために使う機械も引き立てられるわ…



って!私は変態かっ!



『奈菜ちゃん大丈夫一人で百面相して…勉強に集中しようね』



「はぁーい…そう言えばさぁ」



一度聞きたいと思ってたんだぁ



『ん?』



「いつから機械を使うようになったの?」



すると、蘭はとても暗い顔になった。しまったと思ったが時すでに遅し、どうしよう!



『んん…6歳の時かな…すっごい昔だけどね』



だけど、やっぱり暗い表情は変わらない…話題変えなきゃ
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