ヴァイオリンとフルート
「そうか・・・」

「ならいいんだけど・・・」

「顔色悪いから、気分変になったら無理せず言ってよ。」

「・・・う、うん・・・」

「さーて、飯にすっか~!」

「うん、そうね。」

「涙菜も食べよう。」

 涙菜は気分が悪くなった。涙菜の恐ろしい程の白い肌がもっともっと白くなり彼女の顔色は顔面蒼白だった。

「る、涙菜!?本当に大丈夫か?顔面蒼白だぞ?」

「夕闇保健室行った方がいいんじゃないのか?」

「そうよ、夕闇さん保健室一緒に行くから、行こう?」

 涙菜の顔色をみて、三人は「ただ事じゃない!」と思って涙菜に保健室に行くようにすすめた。
 
「ううん・・・ほ、本当に大丈夫だから・・・」

「でも・・・」

「夕闇・・・行った方が・・・」

「そうだよ?」

「ううん・・・私、皆と一緒にいたいから・・・」

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