ヴァイオリンとフルート
数時間探したが桜は、見つからなかった。
「無いね。桜・・・」
「うん。もう終っちゃったのかな?」
「そうかもね。涙菜は何の花が好き?」
「えっ、月下美人・・・知ってる?」
「あの夜に咲くって言う白くて大きな花?」
「うん、6月~10月が開花期なんだって。」
「よく知ってるね。」
「家の庭に咲いてたから、もう無いけど。」
「此処にも咲くかもしれないね。」
「うん。」
「涙菜!!」
「何?!!如何したの?」
「桜が、あった!!」
「えっ!?」
涙菜は優奈が指差す方を見た。そこには見事に満開している桜の木があった。
「無いね。桜・・・」
「うん。もう終っちゃったのかな?」
「そうかもね。涙菜は何の花が好き?」
「えっ、月下美人・・・知ってる?」
「あの夜に咲くって言う白くて大きな花?」
「うん、6月~10月が開花期なんだって。」
「よく知ってるね。」
「家の庭に咲いてたから、もう無いけど。」
「此処にも咲くかもしれないね。」
「うん。」
「涙菜!!」
「何?!!如何したの?」
「桜が、あった!!」
「えっ!?」
涙菜は優奈が指差す方を見た。そこには見事に満開している桜の木があった。