青空恋模様




「ごめんね?言いにくいこと聞いて。」


涙「いいよ。気にしないで。
僕のお母さんを慕ってた後輩が、
愛永のお母さんだったみたい。
それで、幼稚園も一緒だった僕が
引っ越した後、心配になって、
よく手伝いに来てたりもしてて。」


「そうなんだ!」


涙「それで、ある時、妹と弟を
ずっと僕に任せるのは申し訳ないと
思い始めた、父方のおばあちゃんが
引き取ってくれて、しばらく一人暮らし
してたところを、愛永のお母さんが
愛永と一緒に住んでって言ってくれた
のが、きっかけ。わかった??」




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