・約束

「いいよ、仕事してて。勝手に食べさせてもらうから」

「え?」

部長はしゃがみ込み椅子に座った私の両足を開くと
自分の肩に両足を乗せる。

「な…何するの……あっ」


太腿の内側に唇を当て、音を立ててゆく。


「ぶちょ…これじゃ仕事できない…やめて」

舌を這わせ巧妙な指使いで、気が遠くなる。



「邪魔しないから…」


とか言って、完全に邪魔してるんですけど!


「…ベッド行って」
結局、負けてしまった…









満足気に寝ている部長をベッドに残し、私はやりかけの仕事を再開させた。


明日は、新CMの打ち合わせ。

雅也に再会する日だ…



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