・約束
「会いたかった。…スグ雅也に会いたかったよ」
「来ればよかったのに」
「だって…私が夜中に会いに来たら、雅也はゆっくり休めないでしょ…」
「バカだなぁ…そーゆう時のワガママは、いいんだよ」
「……」
「春夏は昔から変わらないな」
「何が?」
「自分よりヒトの事考えてる」
「…やめてよ。そんなコトないよ。買い被り過ぎ…」
「今日だって…」
「え?」
「オレに会う為に、香水つけてこなかったろ?」
「ど…してそれ…」
「仕事、夕方からって言ったから、
オレがそのまま現場に行っても大丈夫なように、移り香しないように気使ってんだろ?」
「よく…分かったね」
「この前の香水の匂いしないもん。…いつもオレのコト一番に考えてくれてるから」
「雅也…」
私は思いっきり雅也に抱きついた。
「来ればよかったのに」
「だって…私が夜中に会いに来たら、雅也はゆっくり休めないでしょ…」
「バカだなぁ…そーゆう時のワガママは、いいんだよ」
「……」
「春夏は昔から変わらないな」
「何が?」
「自分よりヒトの事考えてる」
「…やめてよ。そんなコトないよ。買い被り過ぎ…」
「今日だって…」
「え?」
「オレに会う為に、香水つけてこなかったろ?」
「ど…してそれ…」
「仕事、夕方からって言ったから、
オレがそのまま現場に行っても大丈夫なように、移り香しないように気使ってんだろ?」
「よく…分かったね」
「この前の香水の匂いしないもん。…いつもオレのコト一番に考えてくれてるから」
「雅也…」
私は思いっきり雅也に抱きついた。