†白亜学園†[BL]
そんなことを考えているうちに撮影が終わったらしい。



まぁ今日の撮影は比較的楽だ。


黒いメイド服に身を包んで笑っているだけでいいんだから。




嫌なのは頭の上のヘッドドレスともう見えんじゃない?ってぐらい短いふわっとしたスカート。


あと膝上まである靴下。



オーバーニーで絶対領域!!



とか誰かがほざいてた。


んで今、そのほざいてたやつがニコニコ笑いながらこっちに近づいて来た。



言わずともわかるだろうがあのもも姉だ。



桃「お疲れ様、SyuちゃんVV」


あっ、ちなみに『Syu』はモデルのときの名前。


桃「Syuちゃん、ちょっと話があるの」


紅「ん?」


またBL系だったら張り倒す。


こう見えても大の腐女子だかんな。


桃「あんた、高校行きなさい」







紅「は?」



今高校っておっしゃいました?




確かに、今15歳だけど!



12歳までアメリカ住んでて10歳の時に大学院卒業しましたよ!?




いまさら高校って!



桃「それが、お父さんがアメリカに仕事で行くから必然的にお母さんがついていって、必然的に私が社長代理になっちゃって〜」



確かに!確かにだよ!?



お父さんは俺がモデルやってる会社の社長でお母さんがお父さんを溺愛してることはしってるよ!?



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