†白亜学園†[BL]
紫「なんかヒドイこと考えてない?俺泣いちゃうよ?」




紅「キモい。やめろ」




紫「ひっどい。単語で喋るなんて」



紅「おまえ、単語、十分。それより、説明」



紫「はいはい。じゃあ理事長室いこうか」



紫が俺の手を握って歩く。



それだけの動作なのになんで鳥肌が立つんだ!



やっぱあれか?



繋ぎ方が恋人繋ぎだからか?




一人悶々考えてると紫が止まった。




紫「ここだよ」




そういって、でっかいチョコみたいな扉をギギーッとあけた。




そこは理事長室ってこんなんなの?ってかんじの部屋で。


だだっ広い部屋には理事長の座る机と椅子、ソファが幾脚、それと有り得ないぐらいの美術品の数々。



どれも豪華で、ベストポジションに置かれている。



紫「どう?これが理事長室V」



紅「綺麗だけど紫がやったんだとおもうとキモい」




紫「うわ、スッゴい毒舌。」




紅「黙れ、おっさん」



紫「それは洒落にならないって。俺まだ24だよ?」




紅「十分オッサンじゃんか」




紫「まぁいいよ。それよりこの学園の説明だ。」
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